お店のロゴが入ったかわいいものや、企業のイメージキャラがあしらわれたものなど、紙箱は生活の一部として身近に存在します。身近なものだからこそ、できる限り効果をあげるように作る必要があります。紙箱の主な用途は商品や試供品を入れることです。箱のデザインひとつで、その企業や商品に対する印象は大きく異なります。商品の性質に適したデザインの箱であれば、箱を見ただけで中身の商品にも興味を持つでしょう。箱のデザインが売上を左右すると言っても過言ではありません。
購入にあたっては、インターネット上の通販を利用するのがおすすめです。業者ごとのさまざまなサービスを比較して検討できるためです。通販を上手に活用するのが良い紙箱を作る近道と言えるでしょう。
紙箱の活用例
紙箱は生活のさまざまなシーンで目にします。ケーキが入っていたり靴が入っていたりと、商品を梱包するための用途がメインですが、自宅で収納用に使ったり、プレゼントをする際に中身を入れ替えて使ったりもできます。箱のサイズも、ダンボール並の大きさからコンパクトでかわいいものまで幅広く存在しており、上手に活用すれば非常に役立つと言えます。
最近ではハンドメイドブームの影響もあり、オリジナルで紙箱を作る例も増えています。お店や企業などに限った話ではなく、文化祭やバザーなどのイベント用や、結婚式の引き出物を入れるためなどに作られるケースが多いです。インターネットでの通販を利用すれば、業者によってはデザインも無料で請け負ってもらえる場合もあるなど、個人でも気軽に作れる環境が整っています。
紙箱の歴史とは?
現代では当たり前のように活用されている紙箱ですが、歴史はそこまで古くありません。明治11年、大阪の製薬会社用に薬品を入れる容器として大量生産したことで紙業の発展が始まりました。これ以降、大阪と東京間で紙箱製造の対決のような状況が続き、切磋琢磨することで技術が進化していきます。さらには、印刷機の登場で大量印刷や大型の印刷も可能となり、より進化は加速しています。つまり、紙業がさかんになったのは明治以降の話です。
その後、第一次世界大戦中の好景気や戦後の大恐慌を経る間にも、経営を工夫したり印刷技術を向上させたりと、紙に関しての研究を続けて現代に至ります。日本の紙文化の向上は、印刷技術の向上と日本人の勤勉さが支えてきたと言えるでしょう。